Angelic
アンジェリック(天使の)ヘルプライン 相談料フリーの電話相談室0466-22-7410
起業の動機
私たち(GIC)にできる社会貢献。これが2009年のテーマでした。
日本で発達障害児やアスペルガー症候群の子どもたちへの対応が
白か黒で分けられている現状を何度か見聞きし、GICなら、この分野
が特に発達している国での対応を日本にも取り入れることができると
考えたことがきっかけです。スタッフで話し合った結果、昨年度は団体
としても安定してきており、また、この分野の専門家、数名から協力
を得る機会を得ましたので、温めてきたこの事業を始める適機だと
して、2010年1月から新規事業が始まりました。
日本での問題(現状)
数多くの子どもの成長を阻む要因として
以下のことがらが挙げられます。
・軽度発達障害児はその新しい対象者になったばかりで対応が遅れている。
・診断の現場と教育の現場が分かれている。
現場の違いから同じ指針やアドバイスがもらえず親子共に迷いや不安、混乱が生じる。
・保護者が期待する医療機関による診断を受けたあとのサポートが、ほぼ未整備である。
・教育現場では「診断」に基づく教育を強いられるため、教師の経験が生かされない。
反対に経験に自信があり口出しされるのを嫌う教師が、診断に行かせたがらない
ことも見受けられる。
・現在の日本において診断が覆ることはまずないため、一度診断されると養護施設、
特別支援教室などへ行くが個人に適応した教育が難しいことや、生活技術を身に
つけていき状況が良くなっても普通学級へ戻ることが困難。補助員を確保している
普通学級が少ない。
・ADHDやアスペルガー症候群、軽度発達障害といわれる子どもたちの中には、知能
の高い子が多いにもかかわらず、集団での行動が苦手、学校での一律の勉強方法
や生活面で困難があるために通常の教育施設から排除されることがある。
またその周辺のグレーゾーンの子どもたちは困難があることすら気づかれずに、本人に
すれば生きづらさを抱え、大切な生活技術を教えてもらえないまま成長し、中核的な
特徴は生涯続くといわれているため、大人になっても困難が生じることが予想される。
起業の目的
アンジェリックの考え方は、このような子どもたちが持っているものは障害
と診断がつく、つかないにかかわらず、ユニーク(個性的)な一面をもってい
る一人の子どもというスタンスでいます。多かれ少なかれ人間が持ってい
るものであるので、あえて別視するものではないと考えています。もちろ
ん、彼らの特性を考えて支援していくことは大切で必要です。イギリスをは
じめとするこの分野が特に発達している国では、このような考え方が一般
的であり、周囲の子どもたちと保護者もそのように教育を受けて育ちます。
Angelicはこのようなモデルを日本に取り入れ、子どもたちが人間として成
長をしていく上で、また、社会の一員として生活するうえで困難なことをサ
ポートしていくことを目的としています。
期待できる効果
・同一施設がアセスメントと教育活動を行うことにより
保護者が安心できる個人に配慮した形で各々の状況に
適応したアセスメントに基づく教育、生活技術の
アドバイスが可能。
・海外の情報(アメリカでのトゥワイス・エクセプション
や、
選択法、得意なMI(才能)を利用して、苦手な領域や障害を
補う方法など)を研究、日本型にアレンジして活用することに
より、子どもが自分らしく生きることができるように柔軟に支援。
・個人の自尊心を保つ。苦手な領域の補習だけでなく、本当に
得意な分野から学習することで、2次障害といわれる、教育
からの締め出しを軽減または根本からなくすこと。
事業の最終目標地点
・集団の授業についていけない→診断→特別支援教育
という極端な流れに支流を。
・グレーゾーンにいる保護者や子の心や将来に配慮した
支援のあり方の模索と構築。
・藤沢市など公的機関で未整備な点をNPO法人として
フォローアップしていく地域貢献。
・視覚が優位な子にも適した学習と評価を提供できる
柔軟な新教育システムを構築、展開。
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